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(有)ライトデザイン〜right
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筑波サーキットの目の前の小嶋英俊と井形マリのお店です。
面白いもの、一緒に作ってみませんか? |
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先日 亡くなった 橋幸夫の 「ゼッケン No.1
スタートだ!」 という歌が、ラジオから流れていた。
「 輝け 白いヘルメット、シートベルトが食い込む身体、グランプリレース、ゼッケン
No.1 スタートだ!」
歌の 全編に渡って、バックに
レーシングカーの排気音が響いている。
司会者が、当時ブームになりつつあった。自動車レースをテーマにした歌です。
ちなみに、この曲が発表された
1964年は、日本製の車が 世界の F-1 レースに
初めて 参戦した 年でも ありました。 と 解説していた。
1964年
8月 第6戦 ドイツGP に、ホンダが 1.5L V型 12気筒を、横置きに搭載した
RA271 で、日本で初めて F-1レースに
参戦する。
翌 1965年 10月の最終戦 メキシコGPで、リッチー・ギンサーが
初優勝を飾る。
レース後、監督の中村良夫さんが、ユリウス・カエサル (シーザー)の言葉を引用し、
「 Veni
Vidi Vici 」 来た、見た、勝った、と ホンダの本社に 電報を打った。
以前 ラジオで聞いたのだが、ちょうど
その時、本田宗一郎は留守で、重役が電話で
「おめでとう、お疲れ様、ゆっくり祝杯でも挙げて下さい」
と言ったのに対し、
中村良夫さんが、ぶっきらぼうに 「早く 寝たいです! 」 と 答えていたのが 印象的だった。
私が
イギリスに居た時、ドニングトンパークで、この RA272
を、マイク・ヘイルウッドが
デモ走行する、と言う事で、和光研究所から、当時のメカニックだった 小池さんと、
若いエンジニアの
小林さんが、UKホンダに 整備に来ていて、
私が、ちょっと座っていいですか?
と、運転席に座らせてもらったのだが、
「あれっ!シートベルトは?」 と聞いたら、「この時代は、まだ
シートベルトは無かったんです」
「えぇ〜!」 と、驚いた事がある。
しかし、この歌には 「シートベルトが食い込む身体」 という
歌詞がある。
F-1 でさえ、装着されていなかった時代に、何故
日本のレースで、シートベルトがあったのか?
シートベルトは、アメリカが 発祥で、日本には アメリカから
入っていたのだろう。
当然 ヨーロッパにも 入っていたはずだが、F-1 の様な 伝統的なレースでは、
まだ
採用されていなかったのかも知れない。
ちょっと、今じゃ 考えられないですよね〜 ・・
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